おおくま【大熊(福島県の町)】 福島(ふくしま)県東部,田村(たむら)市東隣(どなり),太平洋に面する町。町の総面積(そうめんせき)の6割以上(わりいじょう)を山林がしめる。中心の熊(くま)は陸前浜街道(りくぜんはまかいどう)の旧(きゅう)宿駅(しゅくえき)。海岸に東京電力福島(ふくしま)第1原子力発電所がある。2011(平成(へいせい)23)年3月に発生した東日本大震災(だいしんさい)による福島(ふくしま)第1原子力発電所の事故(じこ)の影響(えいきょう)で,町民(ちょうみん)は町外へ避難(ひなん)した。2012(平成(へいせい)24)年12月,町民(ちょうみん)の約(やく)9割(わり)が居住(きょじゅう)していた地域(ちいき)が帰還困難区域(きかんこんなんくいき)となり,町は5年間は帰町しない判断(はんだん)を下した。人口:1.1万(2013年)。