*おおさかじょう【大阪城】 大阪(おおさか)市にあり,豊臣秀吉(とよとみひでよし)がきずいた城(しろ)。金(きん)(錦)城(じょう)ともいう。石山本願寺(いしやまほんがんじ)のあった場所に,1583年から築城(ちくじょう)を始め,数万の人々(ひとびと)を動員して3年間かかって完成(かんせい)した。秀吉(ひでよし)が伏見城(ふしみじょう)にうつってからはその子秀頼(ひでより)の城(しろ)となったが,大阪夏(おおさかなつ)の陣(じん)(1615年)で焼(や)かれ,江戸幕府(えどばくふ)の手で修築(しゅうちく)された。当時の門・櫓(やぐら)・堀(ほり)・石垣(いしがき)が残存(ざんぞん)し,城跡(しろあと)は特別(とくべつ)史跡(しせき)となっている。[交通] JR大阪環状(おおさかかんじょう)線大阪城(おおさかじょう)公園駅または京阪天満橋(けいはんてんまばし)駅下車。