オオチャバネセセリ 寒冷(かんれい)地や山地帯(さんちたい)に多く分布(ぶんぷ)するチョウ。平地から低山(ていざん)にかけてすむ。本州では年2〜3回発生し,6〜10月にあらわれる。北の地域(ちいき)では年1回で,7〜8月に見られる。アザミなどの花におとずれ,ササの葉の上に羽を半分開いた状態(じょうたい)でとまる。幼虫(ようちゅう)は食草の葉の先をつづって巣(す)をつくり,その中ですごす。開張(かいちょう):33〜40mm。見(み)られる時期(じき):6〜10月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) セセリチョウ科(か))