おおもりふさきち【大森房吉】 (1868〜1923)明治(めいじ)・大正時代の地震(じしん)学者。福井(ふくい)県の生まれ。東京(とうきょう)帝国(ていこく)大学物理学科を卒業(そつぎょう)後,母校の教授(きょうじゅ)になって地震(じしん)の観測(かんそく)と研究に専念(せんねん)。初期微動継続(しょきびどうけいぞく)時間によって震源(しんげん)までの距離(きょり)をもとめる大森(おおもり)公式や,水平振(ふ)り子を応用(おうよう)した大森式(おおもりしき)地震計(じしんけい)を考案(こうあん)し,地震(じしん)学の発展(はってん)につくした。