おきのとりしま【沖ノ鳥島】 東京都(とうきょうと)の小笠原諸島(おがさわらしょとう)に属(ぞく)する,日本最南端(さいなんたん)の無人島(むじんとう)。東京都心(とうきょうとしん)から南(みなみ)に約(やく)1700km離(はな)れた洋上(ようじょう)にある,東西約(とうざいやく)4.5km,南北約(なんぼくやく)1.7kmにわたる環礁(かんしょう)。満潮(まんちょう)時(じ)には2つの小(ちい)さな岩(いわ)が海面上(かいめんじょう)に出(で)るだけとなるため,水没(すいぼつ)が心配(しんぱい)された。この島(しま)が水没(すいぼつ)すると日本の領土(りょうど)と排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき)が大幅(おおはば)に減(へ)ってしまうため,1987(昭和(しょうわ)62)年から1993(平成(へいせい)5)年にかけて,日本政府(せいふ)によって島(しま)を守(まも)るための工事(こうじ)が行(おこな)われた。