おしばひょうほん【押し葉標本】 植物の乾燥標本(かんそうひょうほん)の一種(いっしゅ)。新聞紙・吸(す)い取り紙などにはさんで,植物体の水分をできるだけはやくすいとり,乾燥(かんそう)させて台紙にはる。とくに多肉質(たにくしつ)でない高等植物を標本(ひょうほん)にするときに,この方法(ほうほう)を用いるが,海藻(かいそう)などにも用いる。コーチ 上からのせる重しの重さを適当(てきとう)にすること,紙をとりかえる回数を多くすること,そのときに植物の形をととのえることなどが,よい標本(ひょうほん)をつくるひけつ。