オッフェンバック(ジャック=) (1819〜1880)フランスの作曲家。ドイツ生まれだが,14歳(さい)のときパリに出て,パリ音楽院で学んだ。劇場(げきじょう)オーケストラのチェリストやコメディ=フランセーズの作曲などをしたのち,自分の劇場(げきじょう)を経営(けいえい)して,自作のオペレッタを上演(じょうえん)。1858年に『天国と地獄(じごく)』が大あたりをとり人気作曲家となった。美しいメロディとかろやかな音色が特徴(とくちょう)。『ホフマン物語』で歌われる「ホフマンの舟唄(ふなうた)」は有名。