おのちっきょう【小野竹喬】 (1889〜1979)日本画家。岡山(おかやま)県笠岡(かさおか)市生まれ。本名英吉(えいきち)。長兄は日本画家・版画(はんが)家小野竹桃(おのちくとう)。兄の勧(すす)めから京都(きょうと)の竹内栖鳳(たけうちせいほう)に入門。終生,日本の自然(しぜん)と取り組み,透明(とうめい)感にあふれた情感豊(じょうかんゆた)かな風景(ふうけい)画をえがきつづけた。主な作品は「島二作」,「冬日帖(とうじつちょう)」,「奥(おく)の細道句抄絵(ほそみちくしょうえ)」など。コーチ 郷里(きょうり)の笠岡(かさおか)市に「笠岡(かさおか)市立竹喬美術館(ちっきょうびじゅつかん)」がある。