おののこまち【小野小町】 (9世紀(せいき)ごろ)平安時代前期の歌人。六歌仙(ろっかせん)の1人。経歴(けいれき)は不明(ふめい)。『古今和歌集(こきんわかしゅう)』以下(いか)の勅撰集(ちょくせんしゅう)に約(やく)66首がおさめられ,家集(いえのしゅう)(個人(こじん)の歌集)に『小町集』がある。絶世(ぜっせい)の美女であったといわれ,後世に多くの伝説(でんせつ)をのこした。◇「花のいろはうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」