おびれ【尾びれ】 魚類(るい)の尾部(びぶ)にあるひれで,推進(すいしん)力をつけたり,方向をかえる役目をする。原始魚やサメ類(るい)の多くでは,中軸(ちゅうじく)より上方部が長く,下方部が短い不正形(ふせいけい)をするが,現代(げんだい)でさかえている魚の多くは,上下が対称的(たいしょうてき)に発達(はったつ)している。