オペック【OPEC】 Organization of Petroleum Exporting Countries(石油輸出(ゆしゅつ)国機構(きこう))の略称(りゃくしょう)。世界の石油資源(しげん)と石油市場を支配(しはい)する欧米(おうべい)の国際(こくさい)石油資本(しほん)に対抗(たいこう)して,1960年に産油(さんゆ)国のイラン・イラク・クウェート・サウジアラビア・ベネズエラの5か国が結束(けっそく)してつくった組織(そしき)。原油の生産調整(せいさんちょうせい)と価格(かかく)引き上げがおもなねらいである。原加盟(げんかめい)国5か国に,カタール・リビア・アラブ首長国連邦(れんぽう)・アルジェリア・ナイジェリア・エクアドル・アンゴラが加(くわ)わり,合計(ごうけい)12か国が参加(さんか)(2015年1月現在(げんざい))。