オームのほうそく【オームの法則】 導体(どうたい)を流れる電流の強さ(I)は,2点間の電圧(でんあつ)(V)に比例(ひれい)する。すなわち,比例(ひれい)定数をRとして,V = RIの関係(かんけい)がなりたつ。これをオームの法則(ほうそく)という。比例(ひれい)定数Rは,その2点間の電気抵抗(ていこう)とよばれるもので,導線(どうせん)の長さに比例(ひれい)し,断面積(だんめんせき)に反比例(はんぴれい)する。ドイツの物理学者オームが1827年に発見した。この法則(ほうそく)は,金属導体(きんぞくどうたい)の中の電流については一般(いっぱん)(発熱(はつねつ)など影響(えいきょう)がないとき)になりたつが,半導体(はんどうたい)や気体中の電流などではなりたたない。コーチ 電圧(でんあつ)をEで表すこともある。