おらがはる【おらが春】 江戸(えど)時代後期に小林一茶(こばやしいっさ)が書いた俳句(はいく)文集。1819年の元日から大みそかまでの1年間,一茶の周囲(しゅうい)におこったできごとを,俳句(はいく)を中心に日記のようにまとめたもの。1852年の刊。コーチ 『おらが春』には,「目出度(めでた)さも中くらゐ也(いなり)おらが春」「我(われ)と来て遊べや親のない雀(すずめ)」「ともかくもあなた任(まか)せのとしの暮(くれ)」などの有名な句(く)がおさめられている。