外国へ行く日本人旅行者の安全を守るために,その国の治安状況や災害による危険度がどれくらいであるかを外務省が提供している情報。2002(平成14)年4月までは,危険度1(注意勧告)から危険度5(退避勧告)という数値による5段階評価だったが,旅行会社や各国からの要望により,現在では「十分注意してください」「渡航の是非を検討してください」「渡航の延期をおすすめします」「退避を勧告します。渡航は延期してください」の4種類の言葉による表現で示されている。ただし,法的な強制力はなく,「自分の身は自分自身で守る」心がまえをうながすものである。