かいがいとこうしゃ【海外渡航者】 観光(かんこう)や業務(ぎょうむ)のため外国へ行く人。日本の海外渡航(とこう)者は,1990(平成(へいせい)2)年に1000万人をこえて以来(いらい),湾岸戦争(わんがんせんそう)の起こった1991(平成(へいせい)3)年,不況(ふきょう)感の高まった1998(平成(へいせい)10)年を例外(れいがい)に,毎年増加(ぞうか)し,1750万人近くに達(たっ)している(2007年現在)。景気(けいき)が低迷(ていめい)している現状(げんじょう)を反映(はんえい)して,安い・近い・短い(安近短(あんきんたん))といわれる節約型(せつやくがた)海外旅行が最近(さいきん)の傾向(けいこう)である。