かいけつびょう【壊血病】 ビタミンCの欠乏(けつぼう)によっておこる病気。毛細血管(けっかん)が弱くなるために,皮下・粘膜(ねんまく)下・骨膜(こつまく)下など全身に出血がおこりやすくなり,貧血(ひんけつ)をおこす。また,歯肉が出血してはれたり,関節(かんせつ)が痛(いた)んだり,全身に無力(むりょく)感が生じたりする。幼児(ようじ)ではとくに骨(ほね)や歯の発育に障害(しょうがい)がおこる。 コーチ 野菜(やさい)・レモン・イチゴなどにはビタミンCが多いので,これらの食品は壊血(かいけつ)病の予防(よぼう)になる。