かいじ【界磁】 モーターの電動子や発電機(き)の発電子のまわりで,強い磁界(じかい)をつくる磁石(じしゃく)をいう。界磁(かいじ)には,ふつう電磁石(でんじしゃく)を用いている。界磁(かいじ)のつくっている磁界(じかい)の影響(えいきょう)をうけて,電動子が回転する。また,発電子を水力などほかの力で回転させると,電磁誘導(でんじゆうどう)により発電子のコイルに誘導(ゆうどう)電流が流れる。界磁(かいじ)を使った計器(けいき)として電流計や電圧(でんあつ)計があるが,これらは電磁石(でんじしゃく)ではなく永久磁石(えいきゅうじしゃく)を使っている。