がいじ【外耳】 哺乳類(ほにゅうるい)の耳のいちばん外方の部分で,耳殻(じかく)と外耳道からなる。耳殻(じかく)は音を集める働(はたら)きがあり,イヌその他の動物では,反射的(はんしゃてき)に音の方向に動かすことができるが,ヒトではその能力(のうりょく)が退化(たいか)している。外耳道は音の強さを低下(ていか)させずに,鼓膜(こまく)にその振動(しんどう)をつたえる働(はたら)きがある。⇒耳(みみ)