かいすい【海水】 地球表面にある液体状態(えきたいじょうたい)の水で,湖沼(こしょう)や河川(かせん)の水(陸水(りくすい))以外(いがい)のもの。河川(かせん)はわずかながら,いろいろの物質(ぶっしつ)をとかしこんだまま海に行きつく。その大部分は沈殿(ちんでん)するが,食塩(しょくえん)をはじめとする水にとけやすい塩類(えんるい)はそのままのこり,長い地質(ちしつ)時代の間に塩(しお)からくなった。現在(げんざい)では河口(かこう)その他の特殊(とくしゅ)な地域(ちいき)をのぞくと,平均(へいきん)3.5%(水1kg中に35g)の塩分(えんぶん)をふくむ。