*かいたいしんしょ【解体新書】 わが国最初(さいしょ)の西洋医学の翻訳書(ほんやくしょ)。杉田玄白(すぎたげんぱく)・前野良沢(まえのりょうたく)・中川淳庵(なかがわじゅんあん)らによって,1774年に出版(しゅっぱん)されたもので,わが国の医学研究に大きな影響(えいきょう)をあたえた。これは『ターヘル=アナトミア』(ドイツ人クルムスの書いた解剖図譜(かいぼうずふ)のオランダ語訳本(やくほん))を和訳(わやく)したもので,5巻(かん)からなる。◇翻訳(ほんやく)の苦心談や前後のいきさつは玄白(げんぱく)の『蘭学事始(らんがくことはじめ)』にくわしい。 年代暗記 解体新書(かいたいしんしょ)の刊行(かんこう)…人の名なし(1774)で解体新書(かいたいしんしょ)