かいたくしかんゆうぶつはらいさげじけん【開拓使官有物払下事件】

1881（明治(めいじ）14）年，北海道(ほっかいどう）開拓使(かいたくし）がその官有(かんゆう）物を民間(みんかん）にはらいさげようとして，世論(せろん）の反対を受け，とりやめた事件(じけん）。伊藤博文(いとうひろぶみ）らは，この事件(じけん）は大隈重信(おおくましげのぶ）が世論(せろん）をたきつけたためだとして，大隈(おおくま）を政府(せいふ）から追放した（明治(めいじ）14年の政変(せいへん））。