カインのまつえい【カインの末裔】 有島武郎(ありしまたけお)の短編小説(たんぺんしょうせつ)。1917(大正6)年発表。北海道のあらあらしい自然(しぜん)を背景(はいけい)に,ほとんど野生そのものともいうべき1人の農民(のうみん)の姿(すがた)をえがいている。◇カインは『旧約聖書(きゅうやくせいしょ)』の登場人物。