かがくてんびん【化学てんびん】 てんびんの一種(いっしゅ)。精密(せいみつ)な質量(しつりょう)の測定(そくてい)を必要(ひつよう)とするときに使う目的(もくてき)でつくられたてんびんである。支点(してん)にする刃(は)として,硬度(こうど)の大きい宝石(ほうせき)などを使い,風や測定(そくてい)者の息などによって振動(しんどう)しないように,ガラスケースの中ではかるようになっている。◇最近(さいきん)では,簡単(かんたん)に早く測定(そくてい)できるデジタル式の直示(ちょくし)てんびんが使われている。