かがのちよじょ【加賀千代女】 (1703〜1775)江戸(えど)時代中期の俳人(はいじん)。加賀(かが)国(いまの石川(いしかわ)県)に生まれる。当地を旅した各務支考(かがみしこう)にみいだされ,俳句(はいく)をつづけるようになった。「朝顔やつるべとられてもらひ水(いみず)」のように,女性(じょせい)ならではの作品が多い。『千代尼句集(ちよにくしゅう)』『松(まつ)の声』など。