カキドオシ 原野の草地,道ばた・やぶ地などに生える多年草。花期の茎(くき)の高さは5〜20cmであるが,夏は茎(くき)がのびて地面をはう。葉は丸い心臓(しんぞう)形で対生する。一種(いっしゅ)のにおいがある。花は紫(むらさき)色で,葉のわきから出て上向きにさく。花期:3〜5月。分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州・台湾(たいわん)。◇名は地面をはう茎(くき)が垣根(かきね)の下を通りぬけるという意味。(被子植物(ひししょくぶつ) シソ目(もく) シソ科(か))