＊かく【核＜生物学＞】

細胞(さいぼう）をつくっている重要(じゅうよう）な部分で，ふつうは1つの細胞(さいぼう）に1つあり，球形(きゅうけい）をしている。細胞(さいぼう）の中で，生物が生きていくための活動のもとになっている部分を原形質(げんけいしつ）といい，原形質(げんけいしつ）は細胞質(さいぼうしつ）と，核酸(かくさん）を主成分(せいぶん）とする核(かく）とに区別(くべつ）される。核(かく）は核膜(かくまく）に包(つつ）まれ，中には遺伝子(いでんし）の本体であるDNA（デオキシリボ核酸(かくさん））がふくまれている。