*がく【<萼>】 被子(ひし)植物の花を構成(こうせい)する要素(ようそ)の1つ。がく片(へん)からなっている。花被(かひ)のうち,外側(がわ)にあり,ふつう緑色で,つぼみのとき,花の内部を保護(ほご)している。がくはケシのように開花すると落ちるもの,アブラナのように花の終わったときに落ちるもの,ナス・ホオズキ・カキなどのように果実(かじつ)になってもついているものがある。コーチ がくがつけねから何枚(まい)かに分かれている場合,その1枚(まい)1枚(まい)をがく片(へん)といい,離片(りへん)がくという。がく片(へん)がくっついているものは合片(ごうへん)がくという。