カクレウオ フジナマコや大型(おおがた)のヒトデの体内にかくれすむ,めずらしい習性(しゅうせい)をもつ魚。宿主(しゅくしゅ)との関係(かんけい)は,共生(きょうせい)といわれていたが,なかにはナマコの内臓(ないぞう)を食いあらす種類(しゅるい)もある。夜行性(せい)で昼間はナマコの体内にかくれ,夜になると泳ぎだして活動する。全長(ぜんちょう):20cm。分布(ぶんぷ):相模湾以南(さがみわんいなん)の南日本・富山(とやま)湾。(硬骨魚類(こうこつぎょるい) アシロ目 カクレウオ科)