かこう【河口】 河川(かせん)が,海や湖に流れこむところ。近代の商業都市は,交通や物資(ぶっし)の流通の便(べん)から,河口(かこう)に生まれることが多い。ハドソン川・イースト川の河口(かこう)に生まれたニューヨーク,アイセル川の河口(かこう)のアムステルダム,エルベ川の河口(かこう)のハンブルクなどがその例(れい)である。東京(とうきょう)が近代都市として発展(はってん)したのも,隅田(すみだ)川(荒(あら)川水系(すいけい))の河口(かこう)に位置(いち)していたことが,大きな原因(げんいん)の1つとなっている。