カサゴ【<笠子>】 沿岸(えんがん)から沖合(おきあい)にかけての岩礁地帯(がんしょうちたい)にすむ海水魚。おす・めすともに生後3年で成熟(せいじゅく)し,10〜11月にかけて交尾(こうび)する。めすの体内に入った精子(せいし)は卵(たまご)の完熟(かんじゅく)をまって体内受精(じゅせい)する。体色は沿岸性(えんがんせい)が黒褐色(こっかっしょく),沖合性(おきあいせい)は暗赤色。分布(ぶんぷ):日本各地(かくち)・中国・朝鮮(ちょうせん)半島。(硬骨魚類(こうこつぎょるい) カサゴ目 フサカサゴ科)コーチ カサゴは卵(たまご)でなく,子魚を直接(ちょくせつ)うむ。