かしき【花式】 花の構成要素(こうせいようそ)である,がく・花冠(かかん)・おしべ・めしべの数や配列状態(じょうたい)を記号で示(しめ)したもの。花式は一般(いっぱん)に,花被(かひ)はP,がくはK,花弁(かべん)はC,おしべはA,めしべの子房(しぼう)をつくる心皮はCpで表す。また,それらの数は数字で示(しめ)し,合着している場合はかっこでくくる。心皮の数字の上か下の―で子房下位(しぼうかい)・上位(じょうい)を表す。⇒花式図(かしきず)