*かぞく【華族】 明治憲法(めいじけんぽう)下で,貴族院(きぞくいん)を構成(こうせい)し,多くの特権(とっけん)をもっていた人々。明治維新(めいじいしん)後,公卿(くぎょう)と大名を華族(かぞく)としたが,1884(明治(めいじ)17)年に華族令(かぞくれい)を定め,公(こう)・侯(こう)・伯(はく)・子(し)・男(だん)の5つの爵位(しゃくい)をあたえた。第二次世界大戦(たいせん)後,華族(かぞく)はすべて廃止(はいし)された。