アラビア半島北東部,ペルシャ湾につきでたカタール半島にある国。政体は首長制で,元首は世襲制(サーニ家)の首長。首都ドーハ。国土の大部分は砂漠で,雨量が少なく,かつては牧畜,ナツメヤシ栽培,真珠採集が主産業であった。1939年に油田が発見され,1949年に原油輸出を開始してからゆたかな産油国となり,工業化・近代化を進めつつある。1971年イギリス保護領から独立。面積:1.2万km2,人口:176万。
国名の由来
国旗の由来
アラビア半島に共通の赤旗の色を少し変えて区別しやすくした。ノコギリ形はこの国を構成する9つの土侯国(今は7侯国)を表す。