カッコウ【<郭公>】 おもに本州(ほんしゅう)中部以北(いほく)へわたってくる夏鳥(なつどり)。山ろくの明るい林や,まばらに木の生えた草原にすみ,昆虫類(こんちゅうるい)とくに毛虫を多く食べる。5〜8月(がつ)ごろ,モズ・アカモズ・ホオジロ・オオヨシキリ・セグロセキレイなどの巣(す)にたく卵(らん)して繁殖(はんしょく)する。◇カッコーと鳴く声が印象的(いんしょうてき)なため,古くからしばしば詩や歌に登場している。(鳥類(ちょうるい) カッコウ目(もく) カッコウ科(か))