ガット【GATT】 世界貿易(ぼうえき)の発展(はってん)をはかるためにむすばれた国際貿易協定(こくさいぼうえききょうてい)のことで,General Agreement on Tariffs and Trade(関税(かんぜい)および貿易(ぼうえき)に関(かん)する一般協定(いっぱんきょうてい))の略称(りゃくしょう)。関税(かんぜい)の引き下げなど貿易(ぼうえき)上の障壁(しょうへき)をなくすため,1948年に発足した。GATT(ガット)に代わる機関(きかん)としてWTO(ダブリューティーオー)(世界貿易機関(ぼうえききかん))が設立(せつりつ)されたので,これまでのGATT(ガット)の機能(きのう)はWTOに吸収(きゅうしゅう)された。