かつらりきゅう【桂離宮】 江戸(えど)時代初期(しょき),京都郊外桂(きょうとこうがいかつら)川のほとりに造営(ぞうえい)された別荘(べっそう)。後陽成天皇(ごようぜいてんのう)の弟八条宮智仁親王(はちじょうのみやとしひとしんのう)がつくったもので,数寄屋造(すきやづく)りの書院と回遊式の庭園がみごとに調和し,簡素(かんそ)な美しさを見せている。◇参観(さんかん)は宮内庁京都事務所(くないちょうきょうとじむしょ)の許可(きょか)が必要(ひつよう)である。