*かにせいうん【かに星雲 】 おうし座(ざ)にあるカニの形をした星雲。1054年に出現(しゅつげん)した超新星(ちょうしんせい)の名ごりで,その記録(きろく)は中国や日本にのこっている。このときの大爆発(ばくはつ)によって四方へ飛(と)びちったガスの広がりが,現在(げんざい),かに星雲として見られるものである。距離(きょり)は7200光年である。コーチ この星雲の中央部に,パルサーとよばれるきわめて短い周期(しゅうき)で変光(へんこう)する中性子(ちゅうせいし)星が発見されている。