カーバしんでん【カーバ神殿】 サウジアラビア,メッカ(マッカ)の大モスクの中心となる石の聖殿(せいでん)。その南東のすみに黒い石(隕石(いんせき))がおかれており,ムハンマド以前(いぜん)からあがめられていた。イスラム教でも聖地(せいち)とされ,カーバへの巡礼(じゅんれい)と,その方角(キブラという)に向かっての礼拝(れいはい)は,信者(しんじゃ)の義務(ぎむ)となった。