カブトエビ 背甲(はいこう)とよばれるヘルメットのような甲(こう)をもつ下等な甲殻類(こうかくるい)。2億(おく)年前からほとんどかわっていないので,「生きている化石」といわれる。6〜7月ごろ田んぼや水たまりに出現(しゅつげん)し,1か月くらいですがたを消してしまう。全体に暗緑色か暗褐色(あんかっしょく),甲長(こうちょう):2cm。分布(ぶんぷ):本州中部以南(いなん)にアメリカカブトエビとアジアカブトエビ,山形県(やまがたけん)にヨーロッパカブトエビが分布(ぶんぷ)している。(節足動物(せっそくどうぶつ) 甲殻類(こうかくるい) カブトエビ目 カブトエビ科)