かほくへいげん【華北平原】 中国の東部,華北(かほく)地区の大平野。大部分は黄河(こうが)がつくった沖積(ちゅうせき)平野で,黄土高原から運ばれた黄土がたい積(せき)する。黄河(こうが)のはんらん,干(かん)ばつにおそわれるなど,きびしい自然条件(しぜんじょうけん)下にあったが,人民共和国成立(じんみんきょうわこくせいりつ)後の治水(ちすい)・かんがい・土地改良(かいりょう)により,米・小麦・綿花(めんか)などの農業が発達(はったつ)してきている。