*カメ【<亀>】 は虫類(るい)のうち,甲(こう)をもつ一群(いちぐん)の動物。祖先(そせん)は中生代三畳紀(さんじょうき)の末期(まっき)ごろに出現(しゅつげん)したが,現生(げんせい)のカメの体型(たいけい)も,古い時代のものと本質的(ほんしつてき)にはあまりかわっていない。甲(こう)は,真皮から生じた皮骨(ひこつ)と,脊椎(せきつい)・ろっ骨(こつ)・鎖骨(さこつ)などの内骨格(ないこっかく)とが結合(けつごう)したもので,背甲(はいこう)と腹甲(ふくこう)とがあり,両側面(そくめん)で橋(ブリッジ)により結合(けつごう)し,はこ形の甲(こう)となっている。(は虫類(るい) カメ目)コーチ 世界に約(やく)210種(しゅ)ほどが知られており,海洋性(せい)のウミガメも,すべて陸(りく)で産卵(さんらん)する。