カメルーン（共和国）

アフリカ中部，ギニア湾(わん）北東岸にある国。政体(せいたい）は共和制(きょうわせい）で，元首は大統領(だいとうりょう）。首都ヤウンデ。中部から西部につらなるアダマワ山地が国土を南北に分断(ぶんだん）し，中・北部はサバナ，南部は熱帯(ねったい）雨林地帯(ちたい）。コーヒー・カカオ・綿花(めんか）・木材(もくざい）を産(さん）する。ボーキサイトが豊富(ほうふ）で，水力発電によりアルミニウム精錬(せいれん）工業などが発達(はったつ）。1960年にフランスから独立(どくりつ），1961年にイギリス領(りょう）カメルーンの南部地区をあわせて連邦制(れんぽうせい）をとり，1972年連邦制(れんぽうせい）を廃止(はいし）して単一(たんいつ）国家となった。面積(めんせき）：47．5万km²，人口：1960万。