ガラパゴスか【ガラパゴス化】

電子機器(でんしきき)や工業製品(こうぎょうせいひん)などで,ガラパゴス諸島(しょとう)で生物(せいぶつ)が独自(どくじ)の進化(しんか)をとげたように,その地域(ちいき)だけの要求(ようきゅう)にこたえるように独自(どくじ)の技術開発(ぎじゅつかいはつ)や進化(しんか)によって製品(せいひん)が特化(とっか)・高度化(こうどか)したため,世界的(せかいてき)な標準(ひょうじゅん)とかけはなれてしまい,その地域以外(ちいきいがい)では使(つか)われない,普及(ふきゅう)しなくなってしまった現象(げんしょう)をさす言葉(ことば)。とくに日本(にほん)の電子機器(でんしきき)についていわれる。たとえば日本(にほん)のパーソナル=コンピュータは1980年代後半(だいこうはん),日本語(にほんご)・漢字(かんじ)データをハードウエア側(がわ)に搭載(とうさい)するという独自(どくじ)の仕様(しよう)で発展(はってん)したため,海外(かいがい)のパソコンとの互換性(ごかんせい)をもたず,その後(ご)の世界(せかい)のパソコン市場(しじょう)でシェアを得(え)ることができなくなってしまった。また,携帯電話(けいたいでんわ)では開発当初(かいはつとうしょ)から日本独自(にほんどくじ)の通信規格(つうしんきかく)や技術(ぎじゅつ)を採用(さいよう)し,さらにカメラやメール・GPS機能(きのう)まで搭載(とうさい)するという独自(どくじ)の進化(しんか)をとげた結果(けっか),海外(かいがい)では普及(ふきゅう)しない「ガラパゴス化(か)」を代表(だいひょう)する機器(きき)になっているといえる。

PAGETOP