カルダー(アレクサンダー=) (1898〜1976)現代(げんだい)アメリカの彫刻(ちょうこく)家。アメリカ合衆国(がっしゅうこく)において工学技術(ぎじゅつ)とデザイン・絵画を学び,パリにわたった。動くオブジェ(物体)として工学技術(ぎじゅつ)を生かしたモーターで動く作品など,今までにない彫刻(ちょうこく)の形式を確立(かくりつ)した。のちには,野外の自然(しぜん)の風で動く自由な作品を多く発表した。前衛芸術(ぜんえいげいじゅつ)運動の中心にあったアルプの影響(えいきょう)を受けた1人でもある。