*カルバン(ジャン=) (1509〜1564)フランスの宗教改革(しゅうきょうかいかく)者・神学者。カルビン。ドイツでルターがおこした宗教改革(しゅうきょうかいかく)運動の影響(えいきょう)を受け,改革(かいかく)運動を始めた。取りしまりがきびしくなると,スイスにのがれジュネーブなどで活動した。正しい信仰(しんこう)は『聖書(せいしょ)』だけにもとづくものであり,また職業(しょくぎょう)を神聖(しんせい)なものと考え,倹約(けんやく)・質素(しっそ)・勤労(きんろう)を重んじよと説(と)いた。コーチ その教えは商工業の発達(はったつ)したオランダやイギリス・フランスに広まった。