カルボンさん【カルボン酸】 カルボキシル基(き)-COOHを有する有機(ゆうき)化合物の総称(そうしょう)。一般(いっぱん)式R-COOHで表され,酢酸(さくさん)CH3COOHなどが代表例(れい)である。カルボキシル基(き)に結合(けつごう)する炭化水素基(すいそき)の種類(しゅるい)により,脂肪(しぼう)族カルボン酸(さん)・芳香(ほうこう)族カルボン酸(さん)・飽和(ほうわ)カルボン酸(さん)・不飽和(ふほうわ)カルボン酸(さん)などに分けられる。また同時に存在(そんざい)する他の官能基(かんのうき)(有機(ゆうき)化合物の特性(とくせい)を示(しめ)す原子や原子団(だん))により,アミノ酸(さん)・ケト酸(さん)・オキシ酸(さん)・ハロゲン酸(さん)などに区別(くべつ)される。