カロザース(ウォーレイス=フーム=) (1896〜1937)アメリカ合衆国(がっしゅうこく)の化学者。アイオワ州生まれ。イリノイ・ハーバード両大学の講師(こうし)をへてデュポン社の基礎(きそ)研究部長となり,ここで高分子化合物の研究を行い,1931年には合成(ごうせい)ゴム(ネオプレン)を発明,1935年には水と空気と石炭からつくられた最初(さいしょ)の合成繊維(せんい)のナイロンを発明した。