かわなかじまのたたかい【川中島の戦い】 戦国(せんごく)時代末期(まっき),武田信玄(たけだしんげん)と上杉謙信(うえすぎけんしん)が信濃(しなの)国(長野(ながの)県)の領有(りょうゆう)をめぐって川中島(かわなかじま)で衝突(しょうとつ)した戦(たたか)い。川中島(かわなかじま)は長野盆地(ながのぼんち)のほぼ中央部で,犀(さい)川と千曲(ちくま)川の合流点にあたる。信玄(しんげん)と謙信(けんしん)はここを中心に,1553年から1564年まで前後5回たたかった。しかし,両者とも決定的(けっていてき)な勝利(しょうり)をおさめることができず,全国統一(とういつ)の望(のぞ)みをはたせなかった。コーチ 1561年,第4回の戦(たたか)いが有名で,信玄(しんげん)と謙信(けんしん)が一騎討(いっきう)ちしたという。