かわらもの【河原者 】 中世の賤民(せんみん)の1つ。税金(ぜいきん)をとられないので河原(かわら)などに住みついて,雑多(ざった)な職業(しょくぎょう)にしたがった人たちの称(しょう)。手工業や造園(ぞうえん)などの技能(ぎのう)者が多かったが,社会的(しゃかいてき)に差別(さべつ)を受けた。一部の者は寺社や公家(くげ)のもとに隷属(れいぞく)した。