*かんがい 農作物の増収(ぞうしゅう)をはかり,生産(せいさん)を高めるために必要(ひつよう)な水を,人工的(じんこうてき)に水田や畑に引くこと。これによって,土地に湿(しめ)りをあたえたり,土地をこやしたり,病虫害(びょうちゅうがい)をふせいだり,温度を調節(ちょうせつ)したりできる。コーチ かんがいにともなう農業をかんがい農業といい,かんがい用水源(すいげん)には河川(かせん)・湖沼(こしょう)・ダム湖のほか,中国南部ではクリーク,オーストラリアでは鑽井(さんせい),西アジアではオアシスなど特殊(とくしゅ)なものがある。